コメッセージ No.68
昨年は激動の21世紀の幕開けにいかにもふさわしい?というかいろんなことが起こりましたね。清水寺の偉いお坊さんが「戦」という字で昨年の世相、社会を表しておりましたが仮に今後の百年間が「戦」の世紀になってしまったら20世紀の教訓がさっぱり生かされない...。これから子供達が自分の人生を創り、生きてゆく世紀に私達大人はどんな責任を果たせるのだろうか。
といった大きな命題は心の隅にしっかりと留めおくとして、少なくとも家族の絆は確かなものとして「愛」で固めつつ今年1年のそれぞれの抱負らしきものを書きしるしたいと思います。
まずは妻の友季子から
私は家族の中「心」、いつも暖かい太陽のごとく家の隅々まで明るく照らすわよ...。
で、相変わらず求心力抜群。今年も更にその力を増しそうである。まさに妻として母として内部事情の隅々まで掌握しているため、心に後ろめたさを持っている者にとっては脅威となりそう。
続いて長女の奈穂子
私なら「心」配ないわよー。高校受験は普段の勉強でバッチリだし、将来自分のやりたいこともおぼろげながら見えてきたの。それでさぁ~、ねぇお父様、学費の方とアッシー君は宜しく...。
とほほほ、また心配が増えた。
続いて長男の良平
平常「心」、平常「心」...。何事にも動ぜず我が道をマイペースで行く。野球も、友達との遊びも、勉強も...。
でもそれって周りはとても平常心ではいられないから困るんだけれども。
続いて次女の美里
今年は私の干支で中学生にもなることだし更なるガッツと向上「心」で前向きにチャレンジするわ。テニスはいきなりレギュラー、英語も塾通いでvery good
あのね、でも自信過剰で何を言われても馬耳東風、馬の耳に念仏にだけはならんように。
続いて父の藤一郎
毎日適度の運動と仕事をして健康第一、こよなく酒を愛し余生をのんびり豊かに過ごしたいと、老人クラブなど気「心」の知れた友人らとの語らいを楽しむ。
でもベロンベロンに酔っぱらって、スパスパ紫煙にまみれているのはかえって体に悪いと思うのだけれど...。
続いて母のスミ子
そんな夫(男ども)を仕切る術はさすがに年季が入っていて、体力の衰えを「心」技でカバー。健康器具の世話になりつつも、今年も海外旅行で「心」の洗濯をするわ。同時多発テロ?
そんなこと私にはなんの支障もありません!
う~む、もう言葉もありません、お好きなように。
そして最後に経営主の浩一
自分以外の家族はたった6人でも、それぞれにいろいろな「心」を持って生活しているんだよね。それらを一つ一つ理解し汲みとっていくことなんてとっても無理だろうなぁ...と主としてはちょっと「心」細いかぎりである。そうした家族の有り様に気をつかいながらも、経営の安定、発展を進めなくてはならない。今年は経営を有限の農業生産法人にしようと考えており、そのことの負担も増えそうである。私も次女の美里と同じく午年生まれで当年とって48歳、次の午年では60歳、この12年間は家族も経営もなにもかも含めてすべての人生の総仕上げの歳月となるはずで、たぶん気の抜けない日々が続くんじゃないだろうか...。
いやぁ~、でもそうは言ってもやっぱり人間どこかで抜くものはぬかないと持たないよね。無「心」になることのできる時空で遊ぶことも必要だし、なにものにも囚われない「心」根を持ち続けることがやっぱり大切かなぁ。
なにはともあれ今年もまた皆さんからのご指導や応援をいただき一歩ずつ着実な歩みをしたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
終わりになりましたが皆様にとって本年が良い年でありますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
投稿者:taka-farm