コメッセージ 116号
年頭にあたり恒例になりました当ファームの家族の抱負を申し上げます。
まず妻の友季子から
手がかからなくなってきた分お金がかかるようになってきた子供3人と"準"子供の夫、浩一、乱ノ介(飼い猫)の面倒、さらにとなりの別棟にすむ父母とのお付き合いに日々奮闘の毎日は相変わらず。
それにプラス、社員としての働きに対する給与は米販売環境の悪化からボーナスも出ず、さらに増税、社会保障費の負担増から実質目減りとなりそうで、早々と「山内一豊の妻とならない」ことを宣言・・・これではドラマになりませんぞ~。
長女の奈穂子
昨年、受験に失敗後アルバイトをしつつ勉強、英検2級に満足せず、今年はさらに語学力を高めたいと海外生活を画策中・・・アルバイトでいったいいくら貯まったんだか?足りない分は?・・・と、こちらを見てにやにや・・・・バイリンガルで食っていけるんだろうな!
長男 良平
相変わらず野球三昧、おまけにキャプテンとなって範となる立場になり心"技"体の充実でよおーし打倒駒苫!!でいくんかと思いきや「あのピッチャーはよう打てん」と、ちと弱気。
しかし声援する彼女もいて青春真っ盛りじゃ!・・・・文句のつけようもありません。
次女 美里
高校に入ってますます人の観察眼に磨きがかかってきました。
何気ない会話に厳しい指摘が入りお~っこりゃ気をつけにゃということが度々で、女性の感性が早々と完成?・・・・でもお父さんが一番話しかけたいんだよね、これが。
父 藤一郎
今年は77歳をまずは健康体で迎えることができ喜寿の喜びもひとしおかと思うが、薪を切ってはエネルギー問題を憂え、ゴミを拾っては環境問題を憂え、米価のとめどない下落に食糧問題を憂え・・・・ままっ、とにかく母ともども元気で長生きに集中しておくれよ。
母 スミ子
膝の痛みの辛さは年々増してくるが自家消費向け野菜づくりへの情熱はまだまだ。
孫達の成長も刺激になって、少しでも美味しく安心して食べられる野菜を一所懸命作ってもらえるのは本当にありがたい・・・でも、もちょっと少なくてもいいよ~・・・。
おっと・・・忘れるところだった・・・飼い猫の乱ノ介(らんのすけ) 我が家のアイドルから、このごろは「招き猫」の役割まで社長の浩一から要求され餌を増やすから、お客さんの前で招きの格好をしてくれと言われる。
・・・・ニャにをおっしゃる社長さん、猫の手を借りてまで商売するなんて甘いわニャ。
最後に社長の浩一
この頃の低米価で予想以上の苦戦を強いられ「田園交響楽」の先行きに一抹の不安も。
お米の差別化だけでは限界が見えてきた感が否めない状況になって、じゃ次をどうしようと今年はいよいよ苦悶の日々となりそう。
2年前に買ったオートバイには、まだ3,000kmほどしか乗れず心の余裕、時間の余裕をめざした結果がなかなか見えて来ない・・・・というよりだんだんより遠くなっていきそうで、想いと現実のハザマで悩みは深~~いのです。
まずはこの10年培ってきたノウハウ、信用と人脈を土台に新しい仕掛けづくりにとりくむぞ!・・・・う~む、まっ何とかなるべぇ・・・・と最後は楽観論、いいんだべか?
今年も一年どうぞ宜しくお願い致します、皆様どうか良い年をお迎え下さい。
投稿者:taka-farm