コメッセージ 136号 2007年 09月号
だまっていても体中から汗が噴き出てきます。
気温を調べると33℃もある!と驚いているとなっなっなんと、テレビでは気温40.9℃で日本一の記録を何十年ぶりかで更新したとか言っています。
この気温にまだ8℃もプラスになった状態とはどんなものか?・・・・この暑さのなかで思考能力も限界で考えることすらできません。
乱ノ介(我が家の飼い猫)は毛皮をまとっているだけに少しでも涼しいところをと家中をうろついて虚ろげな表情で横たわっています。
麦茶やら健康飲料の消費もバカバカいって、10から20分ごとにペットボトルを取り出しては飲んで仕事をするようなあんばいでした。
ついには熱中症で死んだらバカバカしいという理由付けで11時ごろから2時ごろまでは家でゴロゴロして高校野球なんか観たりもしてテキトーにやっていましたが、こんなときには適当ないい加減さ(イイカゲンサ)も必要でしょう。
でもそれにしてもちょっと異常な暑さですよね。
先日テレビ番組でコシヒカリが絶滅!の危機にあると放送していました。
どういうことかというと夏の気候があまりに暑すぎて新潟県や北陸など本州府県の主産県では美味しく品質の良い米ができにくくなってきているというものです。
日本一の名をほしいままにしてきた米穀界の巨人、コシヒカリも異常気象には勝てずその座を明け渡す日は近いのではと思います。
ではどこが次の日本一の米どころになるかというと・・・・そうですよ・・・・実は北海道なんですよ。
粘りのある日本型(ジャポニカ種)のお米を作付けするのに現在の気象条件からいって一番適しているのが北海道の滝川あたりだと実名まで上げて放送しておりました。
そんなこんなで先月、道東の酪農しかできない地帯の友人と会った際に「これからは俺たちも米を作る勉強、段取りをしていてもいいかも知れんな」なんて冗談としてもそんな話ができるまで現実味を帯びてきたと言えるでしょう。
しかしそれにしても今年は雨は降らんし、天気もいいし・・・・バイクに乗るには最高の日々が続いています。
私も少しでも乗りたいなと思いつつもまだ二回にとどまっています。
忙しくて乗る暇をつくるのが難しい・・・・ということはバイクの購入の際には重々承知していて、それを作っていくのが経営者?としての資質だ!と大見得を切ったはずでしたが、やっぱりダラダラ経営者のたわごとに終わってしまうのでしょうかね。
過去二年、家内と二人乗りで一日遊んで、それはそれなりに気分転換と"家内安全"を兼ねた時間も今年はまだ実現できていませんし・・・・9月の半ばには稲刈りが・・・10月になると寒くてバイクには乗れんようになるし・・・・あぁ、もうあかんかなぁ。
冒頭の"テキトウなイイカゲンサ"がこんなところにもでてきてしまいました。
我が家の食卓に夏から秋にかけての野菜類が豊富に揃うようになってきました。
トマト、ナス、きゅうり、キャベツ、ズッキーニ、ブロッコリ、さやいんげんなどから始まり、今はじゃがいも、カボチャ、とうきび、えだまめなど多種多様なものが加わっていますが70代後半の父母の日々の丹精や家庭内の雑用、田畑の管理作業をこなしつ つ家庭菜園も頑張ってくれている妻、そして土日、夏休み中と手伝ってくれている長男には本当に感謝です。
ただこうした協力で販売用に作った野菜類が残念ながら直売所の建設が間に合わないということで、販売できずに終わってしまいそうです。
やっぱり世の中、仕事、遊びを問わずテキトーなイイカゲンサの中ではなかなか自分の思い通りにはいかんもんだということをつくづく思い知ったこの夏ではありました。
投稿者:taka-farm