コメッセージ355号 2025年12月号
間もなく一年が終わって新年の午(馬)年がやって来ますが、私の干支でもあります。
前の干支の年は60才の還暦ということもあり地元の神社でお祓いを受けたことを覚えていますが、あれから12年、その御利益、効果ははたしてあったのでしょうか.......?
良かったこととして挙げられることは、営農事業の方は息子への経営移譲を2018年に行い社長を委ねて現在では当ファームの主柱としてその責を全うしてくれてますし、作柄もまずまずで安定経営で経過したこと、家庭では3人の子供達もみんなそれぞれ結婚し独立したことです。
そしてなによりなのはそれこそいつの間にか還暦を過ぎた家内が健康で日々元氣に過ごしている事でしょうか....近頃頼りなさ、危うさが目立つ夫、浩一にうかうかしてられませんから。
反対に残念なことと言えば、まず10年ほど前に両親が相次いで亡くなったことでしょう。
でもえらく長生きしたということでもなかったのですが良くも悪くも大変だった戦中戦後の昭和時代を生き抜き、タカシマファームの土台を築いて晩年は実に穏やかな暮らしでした。
あと私が大病?を患い2023年に心臓の大動脈弁交換の大手術を受けた....ことでしょうか。
しかし幸いに事前に自覚症状もないうちに治した方が良いという診断で手術に踏み切ったのですが、現在では定期的に検診を受けるだけで日常の生活で困ることはほぼありませんから、これも災い転じて福と成すではありませんが返って良かったのかもしれません。
2010年には脳梗塞、そして2023年には心臓手術....ひとつ間違って手遅れになれば大変なことになっていて運が良かったの一言で片付けられないのですが....とにかく運が良かった!
やっぱり初詣ぐらいしかなかった神社へのお参りですが別途お祓いを受けた御利益はあった!!
ところで今年の”ふらり”の店じまいは11月2日でしたが家内と本当に喜び合いました。
というのも6月の開店よりお米を買い求めるお客様が例年よりかなり多く、販売数量の制限=お客様の制限....となってしまい整理券まで配るハメになってしまったのですが、今年は新米が出回れば落ち着くだろうと昨夏同様に考えていたことがリーズナブルな販売価格もあって想像をかなり超える来客数となり、減るどころか逆に開店前に長い行列ができるようになりました。
お店の前に列を成して並ぶお客様への対応にはとても気を遣わなくてはなりません。
整理券の枚数には限りがありますので配り終えたところで当たらなかった人にはゴメンナサイと謝るのですが、希にはガッカリして不満そうな表情の人も見受けられます。
近年はカスハラとかいって店員や従業員に度を超したクレームを言ってくる客がニュースなんかでも問題になってますが、とにかくそうしたことが起きないようにしなければなりません。
そんな気疲れで毎回お店が終わるとホッと安堵する、ハァヤレヤレ、そんなことが続いたのです。
さてさて昨年からの米騒動、これから消費者、生産者双方どんな収束の仕方になりますか? 今、米農家の間にはにわか農機需要がハンパなく沸き起こっているらしく農機メーカーもウハウハで物によっては2年待ちとか....うちも買い換え時期の農機更新が思うにまかせなくなってきていますが、これまで古くても何とか我慢してきたのを所得の激増を受けて気の大きくなった面もあるのでしょう....ちと心持ち複雑な思いではあります。 来年(2026)も宜しく。
投稿者:高嶋浩一


















