コメッセージ362号 2026年7月号
先月、6月の気候は概ね良好で水田、畑の作柄もまずまず良い状態で来ていて収穫期を迎えた直売所販売用のハウス野菜なども種類、量ともに充実してきたところです。
その直売所「ふらり」ですが6月13日より昨年同様土日のみの営業で11月初めまで販売の予定ですが、当初オープンに当たって主力品目であるお米の販売に当たってどうしたらいいものだか、社長もずいぶんと悩んだようです。
というのも、一昨年の令和のコメ騒動以来からの販売のあり様が今年はいったいどのようになるのか、とにかく皆目見当もつかない、やってみるまでわからないという状況だったからなのです。
で、オープン初日、やはりというか本当かいな?というか......早い人は開店時間の1時間以上も前から並び始めたのです。
並んでいた方をお見受けすると2年越しの方々もいらっしゃって、こちらが「おはようございます」と挨拶すると、「やぁ今年もまた来ました、開店を待ってました」とのご返事。
さすがに昨年までの並び方にはなりませんが、こうして半年以上も開店を待って下さっていることに改めて感謝の念を抱かずにはいられません。
コメ自体の品質と相対的な価格設定がお客様に受け入れられている証左なのでしょうが、「田園交響楽」の名に恥じないコメ作りにこだわってきた30数年余の結果とも思います。
一年に1回しか穫れないお米、その半ば以上を人知を越えた天道に委ね決して奢ることなくも、しかし進取の気性は持ちつつ新たに挑戦すべきは果敢にチャレンジすることの繰り返し。
そんなことの積み重ねでの今.....なのでしょうか。
ところで、サッカーワールドカップ大会で世界中大盛り上がりですね(6月末現在)。
先月30日、日本は決勝トーナメント進出後世界屈指の強豪ブラジルと対戦、惜しい敗戦でまたもや一回戦の壁に跳ね返されてしまい本当に残念としか言いようがありません。
それにしても1993年のドーハの悲劇以来日本は徐々に力を付けてきたように思います。
当初は外国人監督を招聘しなんとか世界に通用するサッカーをという流れだったかなとも思いますが、今ではほとんどの日本代表がヨーロッパの名門チームに所属しており主要メンバーとして活躍しておりますし、第一その指揮をとる監督自体が日本人の森保一氏になって8年、その間着実にFIFAのランクも上がりました。
何事も一朝一夕に事はならないもの、日本サッカーも実に30数年かかってこのレベルに至ったわけですから、ここから更に一歩前進を目指して欲しいものと思いますし、振り返ってうちの農場を見たときもここからの更なる一歩が求められ試されることになるでしょう。
『人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し 不自由を常と思えば不足なし 急ぐべからず 心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基 いかりは敵と思え 勝事ばかりを知りて負くること知らざれば害、その身に来たる おのれを責めて人を責むるな 及ばざるは過ぎたるより勝れり』 とはかの徳川家康の言葉です。
天下の大事業を成し遂げた大人物だけに簡潔な中にもとてつもなく深いですね
投稿者:高嶋浩一


















