コメッセージ363号 2026年8月号
先月下旬よりここ北海道も猛暑日(35℃)に迫る日々が見受けられるようになって、いよいよ夏本番の様相ですが、8月に入り水稲の生育は順調でまさに出穂最終盤(1日現在)となりました。
このペースでいくと昨年までとは言えずともよっぽどの自然災害がなければ9月初旬からの稲刈りとなりそうで、私の若かりし頃の冷害に泣かされたこともあった事が信じられません。
こうしてこの号を書いている今は午後の一番暑い時ですが、外仕事は危険と言われ家の中に隠って暑さ!?から逃れつつ身を守りながらやっています。
しかし天気予報の気温で当地は最高でも今日は30℃となっており、40℃以上の酷暑日に見舞われている都府県の方々の想像を絶するであろう苦しみは......文字通り想像すらできません。
何だかんだ言っても8月になればあと一月ちょっとで米作り農家にとって最大の喜び、収穫が始まるわけですが今年はさらに喜ばしいことがありました。
実は先月13日に6条刈りコンバインが納車になったのですが、米作り農家にとってトラクターやコンバインというものは作業の中核を担うものだけにやはり思い入れも強いですし、ましてや新車ともなればなおさらで皆さんが乗用車の買い換えをする時の気持ちと同じかもしれません。
私が父に代わり経営を任されるようになってからは私の意志でコンバインは新車、中古合わせて6台の入れ替えを行ったのですが、今回は私のほぼ知ることなく現社長の決めたことで過去の自分のやってきたことを思い起こすと、う~む......むべなるかなとも思われます。
ただその価格を聞いて私も思わず目をひんむいてしまったのですが当ファームの規模、内容からして決して過分でもないよとの他農家からの話を聞くにつけ経営移譲後ますます時代の変化に付いて行っていない......というより付いて行けない自分を改めて思い知った次第です。
ところでこの度国会で日本国旗損壊罪なる法律が7月に成立しましたね。
私は1月1日の元日から11月23日の勤労感謝の日までの祝日(カレンダーの国民の休日を除く赤数字の日)には自宅の入り口に日の丸の国旗を揚げるようにしています(たまに忘れてしまうこともあります)が、市内近隣ではほとんど国旗を揚げている家を見たことはありません。
私のところも私が揚げなかったらきっと誰も揚げなくなるかもしれません。
私の父は生前、元気な頃は旗日には必ず国旗を揚げていたのですがその父の曰く「日本の日の丸国旗は世界でも希にみるシンプルで美しいものだ......国民の資質、まとまりを象徴していて大切にしなきゃならん」というもので、私にはその発想の中には軍国教育を受けたはずの青少年時代の価値観や人生観、周囲の大人に奨められるまま志願、あわや入隊というところで終戦となった体験などからの思想、心情はひとかけらも感じられなかったし、特定の主義主張に染まることなく偏ることない生き方でしたが、その事をとても大切なことと思っています。
私が国旗を揚げるのもそうした父の国旗への思い、立ち居振る舞いが影響したのかもしれません。 国旗に対する思いは人それぞれでしょうから国の判断で罰を科すとはなにやらいや~な感じもしますが、本来はもっと祝日に国民が国旗を揚げたくなるような国柄にする政治が先じゃないですかね......そんな国の元で後代の国民に豊かな田畑を残したいものです。
投稿者:高嶋浩一


















