お米ができるまでのストーリー
Story1
お米作りは雪が残る3月から始まります。
雪が融ける前の田んぼに土壌改良資材をまいており、融雪効果もあります。
Story2
お米の苗を育てるハウス『育苗(いくびょう)ハウス』を作ります。
ハウスを張った後、土起こしや肥料まき等の工程を経て2週間で完成です。
Story3
農薬を使わずに種もみを消毒する『温湯消毒(おんとう)』を行います。
60℃の高温のお湯に10分漬けることで種もみに付いている病原菌を死滅させます。
Story4
機械で苗箱に種をまき、苗箱を1枚1枚丁寧に育苗ハウスに機械で並べていきます。
苗箱は約9600枚あり、約5日間かかります。
Story5
種まき後、発芽・成長させる為にハウス内の温度管理や水やりを行います。
少しでも油断すると苗が死滅してしまうので、1ヵ月間天気や気温との戦いが行われます。
Story6
自家製オリジナル堆肥を田んぼにまきます。有機物を入れることで微生物の働きが活発になり土壌が豊かになります。
Story7
田んぼを起こした後に水を入れて代掻き(しろかき)をします。代掻きとは土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業です。
Story8
当ファームでお米作りに使用している農薬は除草剤のみになります。
※天候不順による病害虫の大発生が起きた場合はやむを得ず使用することがあるかもしれません。その際はお知らせいたします。
Story9
田植え機に苗箱を1枚1枚積んで田んぼに苗を植えていきます。約1週間かかります。
Story10
田植え後は稲が良く育つように、約2ヵ月間、毎日田んぼの見回りをして水を入れたり、抜いたりします。
Story11
お米の花が咲く頃に、有機栽培向けのきひ剤を稲にかけていきます。(防除と言います)
当ファームで使用している資材は農薬ではなく人体に無害のため、防護服やマスクは必要ありません。
Story12
さぁ、いよいよ稲刈りです!たっぷりとお米を実らせた稲をコンバインで刈取り・脱穀します。20haを約20日間かけて刈り取ります。お天気勝負です!
Story13
刈り取った籾には水分が多く含まれており長期保存が出来ないため、丸一日かけて乾燥機で籾を乾燥させます。
Story14
乾燥が終わった籾を籾蔵へ移動します。籾蔵で籾を保管している農場はとても少なく珍しいんですよ。籾のまま保存することで新鮮な状態を保てます。
Story15
籾蔵から機械を通して籾摺り(もみすり)します。籾摺りとは、籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にする作業のことです。
Story16
精米機で玄米から皆さんお馴染みの白米に精米し袋詰めします。