コメッセージ359号 2026年4月号
んんんっ.....全く汚れのない真新しいハンドルとシート.....やっぱり新車はいいなぁ.....と運転席に座り、ハンドルを握ったまでは良かったのですが.....ハテ?エンジンはどうやったらかかる???... いつもの車とは勝手が違いボタンがあるだけでエンジンキーを差し込む穴がない。
だいたいエンジンキーらしきものすらない.....んんっ、こりゃどうやってエンジンかけるんだ?と助手席の良平に尋ねます。
これはこれまで14年使っていたマニュアルの軽ワゴン車を新車に買い換えた際の顛末ですが、
買い換えた理由の一番は走行距離はさほどではないもののやはり年式が古くなると、半導体や電装関係を始めとした劣化による故障の可能性が増え修理部品の調達も難しくなることです。
14年前の車とはいえ半導体の働きでかなりの部分動いているといってもいいぐらいで、この頃の半導体不足で生産が滞る事態を想定するともうそろそろかなと思われるのです。
そして次はもうマニュアル車を運転できる人が圧倒的に少なくなってきているということです。
今では普通車や軽自動車の大方はAT車でそれしか運転できないと言う人がかなりいます。
これまでは私や現社長が業務で使うのはなんの支障もなかったわけですが、臨時的に誰か外の人に運転を頼みたいときなどAT車でなければ運転できないというのでは話になりません。
それにしてもこれまでにはなかった機能が付いているのですね(時代遅れも甚だしい?)。
信号待ちで停車すると自動的にエンジンが切れたり、道路が暗くなるとライトが点いたり、車線をはみ出したり前方に障害物などあるときには警報が鳴ったりと......至れり尽くせりですが正直ここまで必要なのかぁとも思うところでもあります。
機能によってはオン、オフ選択可能ですが、こうした機能付加でまたどれだけ機構が複雑高度化し車価格アップになっているものだか。
こんな事を言えるうちはまだまだいいのでしょうか、私も次回免許更新の際には高齢者講習を受けなければなりませんので、きっとこうしたお世話機能もありがたく思える日が来るのでしょう。
でもね、これまでの移動手段としての車の概念を根本的に変えるべく自動車ショーなどに見る世界中の各社競って車の開発、競争も石油原料のガソリンや軽油、電気(発電には膨大な石油エネルギーを消費している)が無ければ自動車ならぬ不動車でタダの粗大ゴミです。
そして今、その石油が米国とイスラエルのイラン攻撃を機にとんでもないことになってしまい、エネルギー小国の我が国はその対応で伸るか反るかの大変な判断を迫られる状況に陥りました。
今回の紛争は戦後80年、綿々と続いて来たアメリカ追随であれば何とかなる......からまさかと思われるような米国と西欧諸国の関係亀裂に見られる新たな世界の姿から、日本の立ち位置を根本的に見直していかなければならない処に踏み込んだようにも思えます。 これはとにかくトランプの残り2年半やり過ごせば何とかなるというレベルの事でなく、戦後80年という短期に獲得しそして捨て去った物事の再評価がキチッとなされ、そして近未来、来るであろうAI時代に正面から向き合える国家観、民度が創られなければなりません。
投稿者:高嶋浩一


















