コメッセージ358号 2026年3月号
今年は国際女性農業従事者年と国連が定めていろんな活動を展開するとのことです。
受け皿はもっぱら国連食糧農業機関(FAO)が努めるようですが、私の記憶にある農業にまつわる・・・・年というのは国際協同組合年、国際小農年、国際家族農業年、国際土壌年....というのが確か過去にあったなぁというぐらいでその具体的な活動がどんなんだったかはほぼほぼ覚えていないというのが本当のところです。
昨年が二度目の国際共同組合年で346号でも触れていますが一度目の時も190号で取り上げていて、行き過ぎたグローバルな金融マネーゲームがもたらしている弊害のことを書いているのですが、今日まで14年経ってみて事態は改善されるどころかより悪くなっているようです。
ただ冒頭の女性農業従事者というくくりで日本国内で見た場合はどういう立場のどういう人々をどのように捉えたらいいのでしょうか......
私の身の周りの農家の実態なんかを見れば、女性で農作業をしているのは専ら奥(嫁)さんか若干高齢のお姑さん、そしてパート勤めの近所の奥さん達、これが今でも一般的なスタイルです。
しかし今は労働力不足を補うため農業分野でも多くの外国人実習生を受け入れていますが、そこには当然かなりの女性もいるわけで、こうした方々も女性農業従事者になるんでしょうか?
さらには農業といっても品目は多種にわたりますし、それらをどのように加工し販売すべきかなどは、女性の持つ感性や特質がとんでもなく大きな力を発揮することが言われています。
ですから6次産業化して分業の一分野を女性に担ってもらう形にして頑張っている農家さんも結構散見されるようにはなりましたが、でもそこには核となる経営体自体の主という役割をも担っているという方は残念ながらまだまだ少ないといえます。
でも大企業の役員の女性割合だってそんなに自慢できるほどでなし、異業種中小企業の社長となると本当に少ないことから、今後は益々裾野の広い農業分野で女性の台頭、活躍が自ずと目立つようにもなり広がりをみせることになるでしょう。
ところでミラノ・コルティナ冬季オリンピック大会、日本勢の活躍もまずまずで終わりました。
特に以前はメダルが遠かったフィギュア、そしてスノーボードなんかこの3大会ぐらいでまさに日本のお家芸じゃないかと言われるぐらいにレベルがアップしたように思われます。
メンタル面の強さもプラスされてのことかとは思いますが、それにしてもリクリュウペアの5位からたった1日後の頂点の金メダルには驚かされましたよね。
大の男(リュウ)の折れた心を復活させたのは小っちゃな女性(リク)の「今日、私はあなたのために滑るのよ」という飾らない、自然に心から出てきた言葉でどれほど勇気づけたことか。
9つの年の差こそあれリクちゃんの「今日は私がお姉ちゃんでした」との言葉が絶妙!
それから高市首相率いる自民党、先の衆院議員選挙での勝ちっぷりは見事としか言いようがありませんが、これまでやれ重鎮だ、やれ長老だと党を束ねてきた老ボス(レ)男どもを従えての選挙、仕事ぶりはこれまで陰で男どもを支えてきた女性達にとっては応援したくもなりますわね。 ただ味方に付けた女性達にそっぽを向かれないようにだけはお願いします。
ここでお詫びがあります。先月の357号で末尾にアメリカはNATOの盟友UE……とありますが正しくはEUの間違いでした。ここに訂正いたしますのでどうぞご了承ください。
投稿者:高嶋浩一


















