コメッセージ No.56(2001年1月号)
本年もタカシマファームブランド米「田園交響楽」をよろしくお願いいたします。
さて年と世紀も改まり、恒例となりました我一家の抱負を語りましょう。
妻 友季子
新築なった住宅に移って一年余が経ち、住まいと日常生活の中での地位を盤石にしつつ、今度は前庭のデザインをあれこれ思案中。芝生と草花の彩りのハーモニーを楽しむわ。土入れと花壇作りを早くしてよ!(ありゃりゃ、こりゃまたたいへんだ)
長女 奈穂子
来年はいよいよ高校受験。これから一年の努力で結果が出るとあってプレッシャーもかかる。でもクラブは最上級生として頑張らなくてはならないし~、友達とはあそびたいし~、ボーイフレンドもほしいし~、とひとつはずれたらとても危険、あぶないハーモニー。(父親の出る幕なし....)
長男 良平
今年春の中学入学を控えてその自覚があるのかないのか....。親も心配なぐらいのノンビリマイペースは相変わらずである。奏でるハーモニーが見つかれば良しの段階。でもちょっとしたきっかけで大化けするかも...。(とは親だけの淡い期待か)
次女 美里
小学最上級生として生き生きとやります。もう上級生はいないし、テニスや勉強も今までの積み重ねで成果が上がるわよ!と人一倍のガッツで多重ハーモニーが奏でられるかも。(もうあんたにおまかせ...)
父 藤一郎
今年の年男、72歳。寄る年波には勝てない?それは俺には無関係だねとばかり益々、好きなことにいかんなく集中力を発揮している。老いては子に従えではなく我が心に従えでいきますと自分モードのハーモニー。(うらやましい)
母 スミ子
自分モードの藤一郎を陰で支える妻モードにどうしてもなってしまう。今さら母親モードにもなれないし、気配り、気疲れの一年になってしまうか....。
でも冗談じゃないわ、男どもの弱みをことごとく押さえて担保力は十分よ。私とディスハーモニー(不調和)になったら有珠か三宅島ぐらい覚悟なさい!(おおっこわっ!)
本人 浩一
それぞれのハーモニーを聞き分けつつその共鳴を図らなければならないコンダクター(指揮者)役だが、今まで俺は忙しいとか都合やら言い訳をつけてはその責任を放棄することしばしば。まぁ今年どう転んでも自分を含めて7人全員を上手にシンフォナイズ(調和させる)することなんか不可能と、半ば割り切っていきましょう。自分だけがたいへんだという頭を捨て去り、みんながそれぞれにそう思っていてそれなりに努力しているんだということを認めて、夫、父、子としての調律?能力を家族みんなに助けられながら働かして我が家、そしてタカシマファームをまとめていこうと思います。
終わりに当ファームの =21世紀へのプロローグ=
地域の人々、友人、知人、当ファームを訪れの方々、そして家族みんなが自然体で新しい「農的価値観」を見い出し表現できるような、そんな農場をめざそう...。
投稿者:taka-farm