コメッセージ300号 2021年5月号
とうとうあてにしないながらも待ってたものが来ましたよ!...北広島市からの白い封筒には黒い線で四角い枠で囲われて新型コロナウイルスワクチン接種券在中と書かれています。
事前のマスコミ等の報道ではこの夏かそれ以降、へたすると越年するかもなんて言われていたので、まだまだ先の話かと腹をくくっていたのに意外と早く通知が届いたのには正直驚きです。
医療関係者、それから高齢者ということで2番手の部類に入っている67歳の私ですが、70代、80代、90代ともっと高齢の方がいらっしゃる中でいいのだろうかと思ってしまいます。
まぁ北広島市の65歳以上の方全てに接種券が届いているならなんの問題もないのですが、何かの基準で選別されているとしたら、やっぱりちょっと気にはなりますね。
しかし医療関係者が先というのはわかりますが次に高齢者というのはほんとそうかな?となにか引っかかるものを感じているのは私だけではないと思います。
高齢者は重症化しやすく死亡率も高いからといいますが、日々仕事に学業にそして遊びに忙しく動き回る活動的な20代から50代の世代、言わば日本経済の中枢を担う世代こそ早くワクチンを打つべきではないだろうかと思うのです。
若い世代は感染しても無症状が多く知らないうちに家族や他人に移してしまうということでもありますので、より接種の有効性が高まるのではないでしょうか。
もっとも高投票率で絶対的に票数の多い高齢者からの得票を考えたら高齢者優先というのは政治面では当然のことで、より若い層の選挙無関心がこういったところにも明快に反映されて結果的に損をしている....というより国自体の行く末を危ないものにしているような気がします。
ところでこのコメッセージも300号の大台を数えることになりました。
毎月更新ですから実に25年の長きにわたることになりますが、社長職を息子に譲った今は書く内容もだんだん農作業や経営のことから少し引いた部分が多くなって来つつあります。
当前と言えばそうでしょうが何か責任が軽くなった分、作業の辛さや遅延、お米の出来不出来、売り上げの多寡、取引先の良否などについて軽々に私の口から言うべきではないでしょう。
家族の日々の暮らしについても息子夫婦は幼い二人の孫と隣に一軒家をかまえ住んでいて、二世帯同居、孫の世話はジジババの役目というのは昭和の時代のことでお互い干渉することなく適度にプライバシーが守られているわけで私がとやかく言うこともありません。
事業や家族のことでもし何か重要な案件が持ち上がって相談されたら答えればいいぐらいの気持ちがちょうどいいのではと思っていますが、もう経営移譲して三年になるのにその機会は巡って来ずほぼゼロ.....まぁ、それも良しとしましょう。
それにしても個人差もあるかも知れませんが私の場合60歳になった頃とは違って60代後半になると確実に体力(特に足腰膝+気力も)の衰えを感じるようになってきました。
大した仕事じゃないとばかりに無理をすると明らかに疲れが翌日にたっぷり残るようになり、このところは「あぁもう無理は禁物だなぁ」と歳相応の判断、反省も徐々にできるようにならなきゃなと悟ってきたつもりですが、家内曰く「その気持ちとは真逆で箸にも棒にもかからないどうしようもない頑固さに一層磨きがかかってきてるわよ」ですって...やっぱりそうか。
投稿者:taka-farm