コメッセージ308号 2022年1月号
謹賀新年 本年もタカシマファームのお米田園交響楽を宜しくお願い致します
ガガガっ.....ドゥ~~ン.....ガチャ、ガチャ....バン、バン....ピーポーピーポー......
子供達(二人の内孫)がオモチャで遊びながらちっとも休むこと無くしゃべり動き回ります。
新年早々昨年暮れのクリスマスの事から記しますこと、ジジバカ故のこととご了解ください。
実はこの二人の男の子、上は3歳、下は1歳とクリスマスをはさみ同じ12月生まれで誕生日のお祝いを隣の息子宅で開いたという次第.....ま、とにかく賑やかなことこの上ない。
勿論、二人は自分の誕生のお祝いなどというイベントごととは理解していないでしょうが、普段いっしょに食事をしない隣のジジババが来ているのがちょっと嬉しいのかもしれません。
それにしてもオモチャや絵本はずいぶん進化したものですね。
乳幼児向けのものといっても実物そっくり、ボタンを押せばパトカー、消防車、救急車などそれぞれにこれまた本物と同じようなサイレンが鳴りライトも点滅、仮に睡眠中、もしこれが鳴ったらびっくりして飛び起きてしまうかもしれないほどのリアルさ。
また絵本もタッチペンで触れると話しかけて来たり曲が流れたり....私にとっては驚きでもこれらはもう一世代も二世代も古い部類らしく、今はもっと進んでいるらしい。
昔、子供の頃デパートのオモチャ売り場でこんなの欲しいなと良く眺めていたことを思い出しますが、遊び方、使い方もようわからん年寄りが知ったかぶりして孫にプレゼントするのはもうちとヤバイぞと気が引けるのは私だけではないのではないかと思います。
ところで2022年、20, 21年とほぼ二年に渡ったコロナ禍の収束も見通せない中で新年が始まりましたが、皆さんは今年一年にかけるどのような抱負を持たれたことでしょう。
コロナでいろんな厳しい行動制限がある中、やりたいこともできない
じゃないかといった恨み節も聞こえてきそうではありますが、特に私が気になるのは幼児から小中生、そして人生で一番輝くはずの10代後半から20代にかけての若者が被る影響です。
人格の基礎が育まれる幼児期に外界との接触、同世代や祖父母などとのリアルな交流が極端に少なくなり、マスク、スマホ越しに言葉をかけられることが多くなるのはどうなんだろう。
また自分というものを自覚して将来に夢を持ったり、突っ張れるだけ突っ張りぬいたり、あるいは挫折を味わったりといった思春期に友人や仲間とリアルな場で話のできる環境がより狭まってしまったらどうなんだろう。
体力もそこそこあって多少の無茶ぶりや失敗をしても、若さ故の間違いでバカなやつだなで済まされるリアルな経験自体が少なくなっているとしたらそれってどうなんだろう。
私の学生時代はもう48年ぐらい前のことで、下宿仲間10数人で緑青(りょくせい)サークルなる集まりを作り、アルバイトしてはよく焼き肉屋やスナックに飲みに行ったりしたものでした。
寮の学生に対抗して一回きりでしたが女子学生とコンパ(懇親会)をやったこともありましたし、
真冬飲み過ぎて氷の路面で滑ったのでしょう、後頭部を打ち気を失って倒れていたところ病院に運ばれて難を逃れたこともありました(今、生きているのは運がよかったのかなぁ)。
若きリアルな付き合いの友人関係はみんな退職した今もなんだかんだ続いています。
投稿者:taka-farm