コメッセージ No.99
話は変わって7月12、13日と十勝方面に研修に行ってきましたので、そのことにふれたいと思います。
まずコメッセージ4月号でも紹介した紫竹ガーデンですが十勝という大畑作、酪農地帯の真ん中での花畑・・・・というか草花の自然見本市!?・・・・とにかくその種の多いこと。草花の多さに圧倒され、紫竹おばさん(社長)の案内を聞きつつ改めて畑作地帯の中での花園という発想の素敵さに脱帽です。
幕別では畑の中の飛行場?を見学。個人の農場のなかに滑走路が整備されていて農家を含む飛行愛好家が集まり、小さなセスナ機のような二人乗りのウルトラライトプレーンで大空の散歩を楽しんでいるのです。たまたま私も搭乗させてもらい10分ほどの飛行を体験いたしました。300mほどの高度から見る十勝野はパッチワークみたいに畑が色とりどりに見渡せて、地上から眺めるのとはまた違った感覚になります。畑と飛行場のオーナー曰く「空から自分の畑を眺めるのはまた格別、これこそほんとの"3次元農業"、"農"への姿勢、思いみたいなものも変わったよ」・・・・・なるほど本当にそうかも知れない。 大樹ではチーズ工房、レストランを開いているこの道では先駆け的な酪農家を訪問。いろんなチーズをメインディッシュに自家製パンや野菜等で昼食。ビールやワインも入って牧場主と奥様の"うんちく"をさかなに楽しいひとときを過ごす。今は北海道いたるところにこうした工房、農家直営レストランがあって地域色を出した食材の生産、提供があたりまえのように見られるようになってきました。
最後に中札内で無殺菌牛乳を生産、販売している酪農家を訪問。30歳を過ぎてからの新規就農で他の酪農家も保健所もそんなこと不可能だと考えもしなかった無殺菌という手法で生産、販売までこぎつけて周りを「えっ!」て言わせたのは見事というしかないでしょう。多額の設備投資でたいへんのようですが、新規だからこそチャレンジできた?のかも知れません。
こうしてこの研修では焼肉の「平和園」、話題の「北の屋台」での懇親の場も含めて、味わう楽しさ、十勝人おおらかさと挑戦魂をたっぷり堪能させていただきました。あらためてお世話になった皆様、ありがとうございました。
それと1ヶ月半近く田で活躍してくれたカモ君達は29日に引き上げました。全員で141羽・・・・まずまずの生存率で今年は終えることができたようです。さっそく言うのもなんですが、カモ肉ほしい方はどうぞご予約ください。それと最後にもひとつPR・・・・長沼の仲野フルーツガーデンではブルーベリーがこの暑さでいっぱい実をつけて大豊作だそうです。ブルーベリーたくさんほしい方は01238-9-2822にどうぞ問い合わせてみてください。
投稿者:taka-farm