コメッセージ No,40
いやーそれにしても暑かったですよね!
平成6年以来の猛暑ですけれども、皆さんはどうお過ごしでしたか。
9月になって秋口に入り季節の変わり目、油断をしていると意外と暑さで体力を消耗していて体調を崩すこともあるようです。 健康管理には十分注意をして下さい。
しかしこの暑さは人間ばかりではなく、作物にもかなりの影響を与えたようです。
まず当ファームの目玉商品スイートコーンの場合、収穫時期をずらすのに苗で育ててマルチ移植のものから始まり、種をマルチ直蒔きへとそれも何段階にもわけてやってゆくのですが、今年は1番手、2番手がほとんどいっしょになってしまいとうとう2番手の収穫が手つかずのまま終わってしまいました。
もったいないと思われるでしょうが、実の入るスピードの早さには本当にただただあきれるばかりです。
それからカボチャ、トマトなど暑さで日焼けしてしまいそれが中まで入って湯だってしまったとか、キャベツ、はくさい、レタス、ほうれん草など基本的に寒さを好むものは軟腐病に侵され畑で消えてしまった。
にんじん、だいこん等も多雨のあとの高温で水はけの悪い所は根ぐされを起こして商品価値がなくなるし、小豆は例年になくカラはできていても実のつきが悪いとか………店頭での価格がとてつもなく高いのにびっくりしている方も多いのではないでしょうか。
とにかく暑くて良いということばかりでもないのです。
が、お米、稲の方は今のところ(9月1日現在)平年に比べて2週間は早いと思われ当地でもまもなく稲刈りが始まりそうです。
作況指数が109とか、うーん、、、、、こりゃ豊作だ、、、、おいしいお米がたくさん穫れる、、、、うーん、、、、、嬉しいな、、、、昨年皆さんにご迷惑をかけたいもち(稲熱)病もなんとか防げたし、、、、今年は万々歳…………?
………………………………でもないでしょう、たぶん……………………………。
私の情報ネットでは7月に出た早場米が底値だったとか、米穀商が新米の確保に奔走するこの時期その動きがさっぱりで、それは銀行が金を貸さないのも原因しているとか…………とにかく米をめぐる話題では来年また減反を増やさなくてはならないのではということも含めてあまりいい話しが聞こえてきません…………という一生産者の苦悩、思いを受けとめつつ皆さんには新米のできるのを待っていていただきたいと思います。
話しは変わってかもちゃんの話題ですが、今年は61羽のうち58羽が最終的に残って今元気に肥育?地で走りまわっています。
別飼いしていた2羽も当初ずいぶん他からいじめられていましたが、だいぶなじんできたようでホッとしているところです。
今回の別飼いの件ではカモの生態の新しい一面がわかって、またひとつアイガモ農法のノウハウが得られたことがとても良かったと思っています。
また、新米の供給と合わせて11年産米の価格、栽培内容等の詳しいパンフレットを作製しますので10年産との変更、相違点など確認して下さい。
より一層の「田園交響楽」、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
投稿者:taka-farm